『footballista』という海外サッカー専門雑誌があります。
私にとって、今現在もっとも心地よい紙媒体。
何しろモノづくりに対する気概がすばらしい。
編集長兼トップライターは木村浩嗣氏。歯に衣着せぬ論説が持ち味で、最近はスカパーやイベントでの露出も増えてきましたね。木村氏のコラムは「大手マスコミに対して誰もが言いたいこと」を痛烈に語り上げてくれるものが多いのです。
私の見た中で最近のヒットセンテンスは、
" メディアがメジャーと添い寝していて、誰がマイナーの窓になるのか? "(♯83の7ページ目)。
ねえ。
名文句ですよ。
ここから先は、私の駄文です。あしからず。
たとえばサッカーというスポーツジャンルは世界のメジャーですとも。
でもルーマニアやベネズエラのサッカーは市場としてマイナーなわけです。
日本ではなおさら価値がないから、商売には直結しない。
それでも、そういうところにも目を光らせて、いい素材があれば紹介する。
それが些少の分であっても、ひょっとしてブレイクするかもしれないじゃん、という色気を出してもいいと思うのですよ。
ブレイクしてから「オレ、知っていたよ」「前から評価してたよ」って言うのは恥ずかしい。
あー、でも、それならまだいいか……。
たとえばケーキの大きさがある程度決まっていて、その半分の量を確保できるとする。
でもね、1ホールまるまるじゃなきゃ、買わない・売らない! という判断をする方々もいらっしゃる。
でもそれって、「半分」を買う機会を奪っているってことでしょう。
確実に存在する「半分」を売る機会を失っているってことでしょう。
『ターミネーター2』の制作は許すけど、『ターミネーター』の制作は許さないってこと?
それはさぁ、自分たちで首を絞めているように思えるんだ……。
大きなケーキをかじりつつ、ひと口サイズのプチシューを食べる人もいるわけで。
それがハーフサイズのピザであっても、だからこそ、注文する人はいるわけで。
メロン1個を売ることも、ぶどう1房を売ることも、
大事なことだと思うんだけどなあ……。
昔は質のいいミカンを大事に扱っていたけど、
今はブランド物のメロンしか仕入れません、売りません。
みたいなフルーツ専門店を、かつての常連客は支持してくれるのでしょうか。
おやすみなさい。
'k ´ー`)<メロンの食べ方も人それぞれ……。
↓最近個人的に食べて美味しかったもの↓
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